■ 2次元定常熱伝導解析 ■(http://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se331689.html)
この熱伝導解析フリーソフトの特徴:
「2次元定常熱伝導解析」は、AutoCad2000・2004LTとエクセルを使って有限要素法による熱伝導解析が行えるフリーソフトです。
要素の頂点を自動的に入力してくれる機能が搭載されているのが特長。接点座標はAutoCad上でクリックによって行われます。計算結果はエクセルに転送されるので便利。等温線データはAutoCADに転送され等温線を作図します。Windows XPのみに対応というところが少々残念ですね。
(おすすめ度:★★★★☆)
■ 簡単熱伝導3 ■(http://homepage3.nifty.com/sagami-kobo/p_kan_netu3.htm)
この熱伝導解析ソフトの特徴:
「簡単熱伝導3」は、小さな1次元の有限要素法を用いて熱伝導解析を行うソフトです。
3層の構造モデルと決まっているので、層の厚さと材料定数のみ入力すれば解析可能。計算結果(エクセルにインポート可能)は一画面に表示されるため、たいへん見やすく、時間変化に伴う解析も容易です。製品版ではありますが、期間制限なしで使える試用版(計算実行機能に制限あり)であれば、無料でダウンロードできます。
(おすすめ度:★★★★☆)
■ Marc ■(http://www.mscsoftware.com/student-editions)
この熱伝導解析ソフトの特徴:
幅広い用途で使える解析プログラム「Marc」は、接触条件の定義がシンプルなので、ジュール熱・潜熱・輻射・熱的接触(THERMAL CONTACT)などの熱伝導解析に加え、熱-応力、熱-電気などの各種練成解析も行えます。
アダプティブメッシング機能が搭載されているため、効率よく精度の良い解が得られることが特長。製品版ソフトですが、学生に限りstudent editionが無料でダウンロードできます。
(おすすめ度:★★★★☆)
■ MaproMesh ■(http://www.netukaiseki.co.jp/mapro_down.htm)
この熱伝導解析ソフトの特徴:
「MaproMesh」は、「スキルに依存しない定量評価技術」を目指している有限会社熱解析創研が開発した、電卓感覚で伝熱解析が可能なツールです。
節点や要素そのものをレイヤーとし、条件などの設定が自動的に形状の変化に追従する仕組みとなっている点が、このソフトの大きな特長と言えるでしょう。「MaproMesh」を活用すれば、専門知識がない方でも、結果の分析に重点を置いた解析作業が行えます。製品版ソフトですが、機能制限のあるフリー版がダウンロードできます。
(おすすめ度:★★★★★)